2013年9月30日月曜日

パシフィック・リム





















(ちょっと時間あいちゃいましたが・・;)
パシフィック・リム観てきました!

久しぶりに前評判から映画館で観たい!と思わせるにコンセプトに、
コンセプト通りぶれない中身におおっ!と感心したので、まとめておきますw

まずはコンセプト。
巨大怪獣が攻めてくる! 巨大人型ロボットで応戦だ!!

・・・という、日本の怪獣モノ・ロボットモノ好きにはお馴染みのシチューエーションw
監督も日本の怪獣モノが大好きで、もうこういうものが作りたかった!と公言しています。

海外の監督が作る、怪獣・ロボットモノ・・・
どんな作りになってるんだろう?とワクワクしてたわけです。


で、これは映画館で観た方がいいだろうな・・・とも思いました。
後日、時間に余裕がある時にDVDで・・・が最近多くなってましたが、巨大スクリーン・大音量が映える作品というのはあります!

これはまさにそうだろう、と。
そして、3Dにも向いてる作品かなぁ・・・と思い、IMAX 3D上映映画館を選びました。
結果的に・・・このチョイスで正しかったと思いますw

立体視については言うほど飛び出さないとか、酔いやすいとか、メガネが重いとか、一時期のブームから一転否定的な話しもよく聞くようになりましたが・・・

個人的には奥行きが分かりやすくなって世界観に浸りやすくなったり、それでも前方から迫ってくる巨体の盛り上がりとかはやっぱ迫力出ると思ってるので、3D押しですw

特に! IMAXの場合スクリーンもでかく、ほとんど視界いっぱいに広がるので、より強烈ですよw
スクリーンが小さいとどうしても「額縁の中で奇妙な奥行きのある世界・・・」みたいな印象になってしまいますが、これが大きければ大きいほど、意識しないで済むような気がしますw

座る場所にもよるのかな・・・今回は中央・少し後ろの席という、一番正面から自分の視界ぎりぎり枠に収まるという絶好のポジションで見れたのも大きいかと思いますw


それと、字幕・吹き替え。

自分は常日頃、3D(立体視)映像を見る時は、吹き替えを見るようにしています。
以前、アリス・イン・ワンダーランドを見た時に思ったんですが、映像が3Dだと字幕の文字の位置がすごく気になるんですよ。

浮いて見えるのも気になるけど、そこだけ立体視が切られてると急に奥行きのある世界じゃなくて、平面なことをすごく意識してしまうので・・・

普段、洋画は日本人声優さんじゃなくて、その当人の声で聞きたいと思う方なんですけど、3D洋画の時だけは吹き替えにしています。

・・・そしたら・・・
今回の吹き替え版の配役、ある意味すごく豪華! ある意味すごくいつもの日本アニメみたくなってましたw

この辺、好みが分かれるかなーとも思いますが・・・
よく聞く声優の声で演技されると、別のキャラがちらちら浮かんじゃって好きじゃない!って人は、残念ながら吹き替えを避けた方がいいかと思います。

・・・自分も、前作がすごく好きで、待ち望んだターミネータ2の吹き替え版で、主人公の男の子がクリリンだ!って思ってから、急にテンションが微妙になった経験があるので・・・;

(ちなみに、その時ってレンタルビデオで、吹き替え版と字幕版が別々に貸し出されていたんですよ;;)

逆に、むしろ、それがいい!って人にはなかなかニヤリとできる配役かと思いますw

まず主人公は銀魂の銀さんでお馴染み、杉田智和さん。
その前に見たのが「劇場版銀魂」だったので、また杉田さん?とえらい親近感わいてきたり・・・w

ヒロインは林原めぐみさん。
池田秀一さんと古谷徹さんが出てたり(さすがに二人で絡む役ではなかったけどw)、玄田哲章が教官役で出てきたり・・・と、あれ?これは何か日本のロボットアニメですか?wって布陣w

いやぁ、ここまで突き詰めてると、本当に好き嫌いが分かれるというか・・・好きな人だけついてくればいいって感じが出てて逆に好感持てますねw


って、それは本編もそうかw
出てくる怪獣は造形こそ爬虫類タイプですが、蛍光色のヒレをまとってちょっと今風な感じにw
ロボットは逆に無骨な見た目なのに、操作するインターフェイス周りはいかにもな近未来で、そこにもぐっときます。

前に、攻殻機動隊の3D映画でも、作中で立体的に配置されるUIが3D映画にすごくはまっててかっこいいなーと思いましたが、パシフィック・リムもまさに、空間に配置される立体スクリーンのかっこよさが、3Dだと引き立ちますw

この手の近未来UI好きな方(自分の他にいるのか?;)には一見の価値ありかとw


ストーリー冒頭では、人型ロボットでの駆逐に限界を感じた政府が、領土をまるまる壁で囲むという「進撃の巨人」ちっくな計画を勧めようとしたり、巨大怪獣モノ・ロボットモノあるあるを見つけるのも楽しいですねw



ってな感じで所感はここまで。
以降、ストーリーについても少し触れたいので、ネタバレが気になる方はここまででお願いしますw























・・・と言っても、この作品に関しては、怪獣の迫力・ロボットのかっこ良さがメインで、ストーリーなんてあってないようなもの、ネタバレもさほど・・・って気はしますが・・・w

最初、わけわからずに突然海から湧いてくる怪獣の正体については、それが後半明らかになってくるところにぞくぞくした身としては、知らないで見た方がお勧めかなぁとも思いまして・・・w


そして、二人組のロボット操作!
これに関しては、何故にそうしたのかイマイチストーリーの中での必要性が見られない(ヒロイン絡ませたかったのかなぁ・・・)くらいに思ってたんですが、

この操縦の仕組みに使われている「他者と思考をリンクする機能」が、結果的に怪獣の正体を突き止め、また怪獣側にもこちらの情報を理解させてしまうという物語の核になったのが面白かったですw

あんまり役に立ってない、むしろお笑い担当だった学者二人組が命を張って情報を取ってきたり、最初反目してた二人が最後には共にリンクしていくシーンはぐっときましたねぇ・・・w

主人公の兄弟との死別の過去がフラッシュバックされたり、ヒロインの日本でのトラウマが原因で暴走寸前になったり・・・

この仕組は、「二人で操作する」ことよりも「思考をリンクさせる」機能をストーリー上使いたいがためのギミックのような気がしました。


それと、恋愛要素はほとんど出てきませんでしたねw
ここが潔いなぁと思いました。
今の日本でこういう映画を作ったら、それでもラブシーン入れてくれ!その方が女性客入るから!とか上の方から言われてそうですよねw
・・・ガッチャマンとか・・・

一応、ヒロインと主人公は最後結ばれそうなラストで描かれるものの、途中でのそういうシーンは一切なし! もう、戦いと葛藤があるだけ!
自分はここの「ついてきてくれる人だけついてくればいい」感も大好きですw


他にご都合と言えば、今の日本だと主人公が乗る「核で動く」ロボットとか、許可下りないだろうなぁ・・・と思ったりとか
(他の電気系統で動くロボットが、敵の電子系妨害攻撃に機能停止する中、主人公の乗る原子力ロボットだけが行動できる!みたいな活躍シーンもあるんですけどねぇ・・・)

最後、敵を殲滅するラストも核爆発!
・・・いや、個人的にはエンターテイメントで使われる分には良いと思うんですけどねぇ・・・変に美化してるとかでもないし・・・


っと、ラストでは唯一、ストーリー的にちょっとだけ不満だったのは、主人公が自機を核爆発させる前に脱出ポッドで逃げられたこと。

なんだ、脱出ポッド機能するなら、あのライバル親子の方も長官だけ残って、息子は脱出させても良かったんじゃね?・・・と;

あのシーン、最後親父だけ残されるのはあまりにも不憫というか・・・長官はもう死亡フラグびんびんに立ってたんで諦めもついてたんですけど、逃げられるならあそこ二人も殺す必要ないじゃん!
みたいなw
彼には生き残って、親父と喜びをわかちあうラストでも良かったのになぁ・・・なんて思っちゃいましたw

さて、最後にロボットの造形を・・・



ロシアとアメリカの機体。
ロシアの機体がすっごく好きですw
全身これ鎧、という無骨なシルエット。
バイオショックのビッグダディを彷彿とさせますw

超強そうな夫婦の乗組員っていうのも面白いですねw
アメリカの方が主人公機ですね。

 

こちらは作中どこで使われたの?
とイマイチよくわかってない; オーストラリア機、日本機
日本機の方は長官が若いころ使ってたのかなぁ・・・














一番トリッキーな中国機
手が4本ありますw
三つ子の兄弟が三人乗ってるという・・・
これ、こいつらが乗らなくなったらどうするんだろうw

ちなみに、こんなメイキング映像も公開されていましたw




というわけで、今まだスクリーンで見れるか分かりませんが・・・

この手のが好きな人には間違いなくオススメですw
そして、見るからにはできれば劇場で、大型スクリーンで、3D対応で、IMAX3Dで、見られることをオススメしますw

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