2013年6月12日水曜日

100 Yen Film THE JAPANESE ARCADE EXPERIENCE

『100 Yen Film』
海外で制作された、ゲーセンをテーマにしたドキュメンタリー映画。

予告が見れます。


本家URLは→こちら

・・・もうね、予告編を見た時からかなりキャッチーだったわけですw

おそらく、最もゲーセンが熱かった時代から、割と最近?くらいまで、けっこう追ってるなぁと思われる映像だし、ゲーセンにもそこそこ行くゲーマーとしては、どういうまとめ方をされてるのかな?と興味津々なわけですよw

・・・しかし、海外で制作され、完全英語ページでしか通販されていないというこの状況・・・

本家通販ページで買えるの? ってか、日本に送ってくれるの?
という、購入に関する疑問から・・・

そも、買えたとして、ちゃんと見れるの? 日本人にインタビューしてる部分は大丈夫として、英語で解説されてるところに字幕がなかったら、そこは自分で調べなくちゃいけない?

と、ほぼ日本語サポートがない状況のため、購入には二の足を踏んでいたわけです・・・

ところが、ですw

結果としては、その辺は杞憂でしたw

サイトで購入手続きしてから、一週間で届きましたw


最近の海外通販って早いんですねぇ~

中身の方も普通に再生でき、インタビューは半分は日本人なのでそちらは問題なく。
海外勢の方には日本語字幕を付けることが出来ました。

何の問題もないじゃん!

いや~ これはもっとアピールして然るべきですよ!!

最初の通販ページも、住所書くところより先に決済画面に移行するんで、

「え? これ、決済した後日本には送れませんとかなったらどうすんの? ってか、送料書いてないじゃん・・・」

と、ドキドキしてたんですが、もうダメ元でやったれ!と決済画面に進んでみると、そこから住所入力。
住所を日本にして先に進めると、

「日本への発送には送料$14.99 CAD追加されるけどいい?」

的な画面で再確認してくれました。
この送料込みの確認をレジ精算ボタンの前に出してくれたら、こんなにドキドキしなくて済んだなのになぁ・・・とは思いつつ・・・

送料およそ1500円はAmazonに慣れてる身としてはお高めに感じますが、海外通販代行のページとか見ても余裕で2000円くらいはかかるみたいなんで、適正料金なんでしょう。

合計で、日本円にして4031円
アニメDVD一本買ったと思えば全然問題ない値段ですw

こんなにスムーズに行くなら、もっと早く買っておけば良かったw


ってことで内容の方は・・・
30代以上のゲーセン好きの人にはかなりお勧めかと思いますw

てか、自分はかなりわくわくして観れましたw

これが日本で作られてないのが寂しくて仕方がありません!
・・・今度は家庭用ゲーム機の変遷とか、同人の歴史とかそういうドキュメンタリーを日本発信で作られないのかな~と願ってやみませんw

さて、ゲーセンの発祥、スペースインベーダーからシューティングゲーム→格闘ゲーム→音ゲーと時代が変遷していく様を見てると、自分の昔の記憶が蘇ってきます。

自分の年代としてはスペースインベーダーはほぼ生まれたばっかりw 続くシューティングもアーケードというよりはファミコン移植版をやってたなーって感じで、それ程100円を握りしめた思い出はないんですが・・・

格闘ブームの頃はどストライクでしたw

中学生~高校生の頃、・・・特に高校生の頃かな?
昼飯代削って、学校近くのゲーセンでスト2・餓狼伝説・KOF・ヴァンパイアハンター・侍魂なんかをどれだけやってたか・・・

浪人中にポップン覚えたり、初めて新宿でヴァーチャロンの聖地みたいなゲーセン行った時の感動といったら・・・
地下に10台以上のヴァーチャロン台が敷き詰められ、壁には巨大な各バーチャロイドのタペストリー!
プレイしてる人達も軒並み、

「なんで、そんな画面外からの弾が避けられるの?」

「なんで、そんな相手の移動先に置いておくような弾の置き方ができるの?」

みたいな達人ばかり。
・・・とても、自分が並んでプレイしようとは思えなかったけど、後ろから画面を見てるだけですげーすげーを連発してました。
そして、そんな見物客も含め、すごい人がいっぱいいて・・・こんなにすごいゲーセンもあるのか・・・と衝撃を受けた覚えがあります。

この映画の中では、梅原大吾さんを始めシューティングで全世界ランキングTOPの人とか、DDRのランカーさんなんかも出てきます。

彼らの、「ゲームが面白い、好き」から「勝ちたい、スコアを伸ばしたい」っていう情熱。
月に10万使い、他人から見たら「何してんの?」ってくらいの粘着で、技の精度を積み上げ、積み上げ、誰にも到達できない頂きに突き進んでいくひたむきさ。

そう言えば、達人を達人のプレイを見たくてゲーセンを回ったこともありました。

ハウスオブザデッドで、一人で2プレイヤーモードを選択し、何してるんだ?って思ったら、銃を両手持ちして両方とも信じられない精度で1コイン全面クリアしてる人

DDRで初めて一人2プレイヤーモードを見た時もすごいびっくりしたなぁ・・・

池袋サラ、新宿ジャッキー、ぶんぶん丸・・・
バーチャファイターに熱狂してた頃は、彼らが自分の中のヒーローでした。


さて、時は過ぎ・・・
今は10年前に比べるとゲーセンも下火と言われて久しいです。

この映画のラストも、今のゲーセンのプリクラとUFOキャッチャー頼みなところを少し寂しそうに描きます。

家庭用ゲーム機のスペックも上がり、わざわざゲーセンに行かなくてもできることが増えました。

しかし!
今とはまた違う形で、ゲーム好きがいる限り、ゲーセンはビデオゲームというものは新しいカタチを見せ続けるんじゃないか?
そんな希望で幕を閉じていきます。

かつて格ゲーにお昼代をつぎ込み・・・
ポップンミュージック、クイズマジックアカデミー、Quest of D・・・

そして、今はmaimaiかw
なんだかんだ言ってゲーセンに100円をお布施し続ける自分には、やはりゲーセンの喧騒が眩しく見えてしかたがないのですw


そして、今日も僕は景気付けにローソンのLチキを買い、1028円払ってこう言います。

「あ、500円玉は100円5枚にしてもらっていいですか?w」


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