2014年7月12日土曜日

婚活奮闘記 lv.19 ~データ管理の効率化

話は少し戻りまして、

Lv.7のオートメーション化の辺りからちらほら返信をもらうようになって、メールのやりとり自体は同時進行で進むことも多くなりました。

オートメーション化は最初の1通をばらまくための仕組みなので、返信をもらって2通目のやり取りからは相手に合わせて書く必要があります(そっちが当たり前なんだけど;)

これが複数の人とメールのやり取りをしていると、

「この話題って、もう話したっけ?」

みたいなことが増えてきます;

最初は、メールフォルダにその人ごとのフォルダを作って・・・とか対処してたんですが、メールフォルダって最初に『送信』と『受信』でBOXが分かれてるものが多いんですよね;

会話の流れを追いたいのに、そういう保存ができなかったりする・・・

仕方がないので、メモ帳とかで「○○さん.txt」みたいなのを作って、時系列に送信したメール・受信したメールをコピペして貼っつけたりとかもしてました。

・・・でも、これをもっと効率的に管理できないか?
と考え、この時初めて「メモとかを一元的に管理するソフト」の存在を知りました。

自分が当時使っていたのはMicrosoftのOneNoteです。

今だと、Evernoteの方が支持が多いでしょうか・・・

当時はまだなかったか無名だったと思うんですよね、Evernote・・・
似たようなコンセプトのフリーウェアやシェアウェアもあったんですけど、ここは婚活に必要な投資だ!とOneNoteを購入。

OneNoteはWindowsCE版もありまして、今や懐かしい話なんですが、当時自分が使っていたW-ZERO3でも情報を共有することが出来たんですね。

今だと、スマートフォンにEvernoteを入れておけば当たり前に出来ることですけど、当時はそれが結構貴重で・・・

デート直前に相手の情報を読みなおしたりすることができたので、重宝しましたw


OneNoteもEvernoteもメモ1枚1枚をバインダーに入れるような感覚で管理します。
それぞれの名称がノートだったり、ノートブックだったり、OneNoteの方が1階層深かったりしますが、基本は複数のメモをまとめて管理できる、が魅力です。

なので、「○○さんブック」を作り、そこに「メール:○年○月○日」みたいなメモを追加していきます。


※後からEvernoteで作ったサンプル図です。名前や文章等もてきとーです。


こうすると、ざっと話の流れを確認したい時とか、いいちスクロールせず、メモのタイトルを順に選ぶだけで良くなります。

また、人別のブックとは別に、「話題」「お店」「ファッション」「ひな形」というブックも作っていました。

「話題」は、メールで出てきた知らない単語を検索した時に別項目としてメモにしていました。

例えば、『アバクロ』って言われて、それが人の名前なのか、グループなのか、お店なのか、よくわからないわけです。

で、それを調べておいてそれがどうやら「オシャレな服のブランド」だとわかる。
アバクロ=オシャレな服のブランド

というメモを「話題」ブックに入れておいて、たまに読み返して忘れないようにしたり、何ならネタに詰まった時に

「今日は、時間があったのでぶらっとお店を見てたんですけど、アバクロの良い服があったんですよ! 思わず買ってしまいそうになりましたw」

みたいな話題を・・・ね、捏造(;)する時にもよく使いました;

「お店」も同じような感じですね。
例えばAさんとのメールの中で「どこそこのカフェに行きました」みたいな話題があったら、その店の名前・住所・電話番号をメモしておく。発言者も混みで。

そうすると、Aさんと実際に会う時にも「あの時好きって言っていたあのお店で待ち合わせしましょうか?」とか提案しやすいし、違うBさんと会う際にも「女性に人気そうなお店を知っているので、そこにしませんか?」と提案しやすい。

・・・特に、自分は出不精で、外食をしないので、会う約束をした際の待ち合わせやデートの際にすごく苦労したので・・・

女性の方から提案があったお店などは、飲食店からデートスポットまで、全てメモに残していました。

「ファッション」Lv.15とも被るんですが、特にネット通販で服を買った時は、だいたいその服を着ているモデルさんの写真も表示されていることが多いので、そのスクショを撮っておき、この服はこういうベルト・靴・帽子と組み合わせるものなのかーといった事が検索しやすいようにしてました。

「ひな形」は、「要素として前後に挟まれても矛盾のない文」ができた際に、それをコピペして保存していました。

例えば書き出しで、

「今日はすごい風でしたね。川辺を歩いてたら、小さいカニが飛んできてびっくりしましたw
 ○○さんはどんな休日を過ごされていましたか?」

みたいな文章はだいたい誰に送っても違和感がないので、重複しないようにだけ気をつけて、使い回してました。

また、メールの終わりに

「今日はすごい雨でしたね。お互い風邪などひかないよう、長めのお風呂にでも入ってゆっくり休んで、また明日も頑張りましょう!」

みたいな文はその前に何を書いていても、そのまま続きに貼り付けても意味が通るので、こういうのも使い勝手が良かったですね。

(とは言え、書き出しも締めの文も天気が話題だとしつこい感じもするので、ネタが被らない等の配慮はしていましたが)


こうして、メールをもらったら、全てOnenoteに移してそちらに管理。
返信する時は一度そちらを読み返して、やりとりに矛盾がないように(特に同じ話を繰り返したり、今まで好きだと言ってたものを急に興味ないとか言い出さないように)、ひな形文なども駆使して迅速に返信。

実際に会うことになったら、直前までやり取りの記録を読み返して備える。

・・・情報管理ソフトってすげぇなと思いましたw

当時はこれに、1万とか払ってたわけですが、今のEvernoteなんかはフリーでも十分使えるわけで・・・良い時代になったなぁと思いますねw


ただ、一つだけ失敗談が・・・;

相手とのやり取りはその人のネットでの登録名をブック名にして管理していたんですが、よくある名前は被ることがあったんです。

ゆきさん(仮)は、返信をくれた方が2人いて、それぞれ「ゆき」ブックで管理してたわけです・・・;

そう、もう落ちはお分かりかと思いますが、ゆきAさんの資料を読み込んで、ゆきBさんとの顔合わせに挑んだわけです・・・

なーんか話しが食い違う。

「え? ・・・kentommyさん、誰かと勘違いされてません?」

「え!?」

・・・そこから、気がついた時の自分の焦りよう・・・もう、頭が真っ白になりました;
向こうもまさかそんなことが原因とは思ってないでしょうが、人を間違えるくらい多人数とやりとりしてると思われたか、まあそこまで思わなくても誠意がないとは思ったでしょうから、当然その場は早々に解散。

弁明する機会もなく、その後一切メールが返ってくることはありませんでした・・・;

こうして、道具に頼って道具で失敗するっていういつものパターンだったんですが、わりとメールで良い感じにお話出来て、会った際の印象もすごく良かったので、こんな失敗せずに、普通にデートできていたら・・・とか考えずにはいられませんでした;

今となっては、そういうのも含めて「縁」と思うしかないなーと達観してるんですが、こういう失敗を重ねた上で、今の奥さんに会えたのは本当にラッキーだったなぁとつくづく思います。

初期の頃に会っていたら、相手にされなかった可能性も大きいですから;

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