・・・どういう催しかいまいち理解してなかったんですが、クラタスの実物を見てこよう、ってのが第一目的。
しかし、他のブースを見てみるとこれが中々興味深い品々の数々で圧倒されましたw
『自作の品』というのが大きなくくりなんでしょうけど、「ここまで自作できるの?」というクオリティの数々・・・
高度なオモチャ、実用的な取り組み、ネタにしか思えないジョークアイテムの数々・・・
ひとまず、順を追って写真中心に紹介していきますw
『クラタス』
人が乗って操縦できるロボット。
このサイズで実際に操縦できるってのがすごいですよね~w
見た目の造形も『かっこいい』をコンセプトにこのカタチにこだわったとか・・・
制作者の思いを垣間見ることができますw
腕(というか指)もちゃんと動かせるようになっていて、物を掴んだりもできるとか。
これがその、指関節用のデバイス。
操作系統は色々試行錯誤中なんでしょうか?
それとも、この多様性が売り?w
iPodのタッチ操作だったり、レバー管だったり、小さいロボットの模型だったり、様々な操作デバイスが展示されていました。
しかし、外見インパクトあるよなぁ・・・
こんなネタにしか思えないようなものを大真面目で作る人達がいるっていうのは、本当すごいと思いますw
まさに、ロボット大国日本w
ちなみに、クラタスを作ってるところは小型の自動変形ロボも作ってました!
←この、小型ロボットが
足を折って・・・
車に自動変形!
これは正直、動画か実際に動いてるのを見た方がインパクトあると思います!
変形時に何かが引っかかったりと、多少ぎこちない動きですが、人手を介さず結構な短時間で人型→車に変形するのは見ててカッコイイです!
しかも、人モードではちゃんと歩行し、車モードではちゃんと車輪で走るんですよ・・・
これはすごい!
『ドローン系』
とまとめちゃうのもあれですが・・・AR.Droneみたいな、複数のファンで空中浮遊する飛行体の展示が数種類ありました。
どれも、ファンをコントロールして重心制御するところに色々工夫してる点があるみたいで、正直素人目にはARドローンとどれくらい違うものなのかいまいちわからないんですが;
こういう取り組みから、また色んな種類のドローンが一般にも手が届くような形で出てきたら面白いなぁと思いましたw
倒立型ドローン。
はためにも重心を安定させるのが大変そう・・・
しかも、ファンは二つだけ。
会場では実際に飛ばしたりは出来ないんですけど、ちゃんと浮遊してる動画を一緒に展示していましたw
こちらはノズル式ファンによる十字型ドローン。
最大の特徴は本体を傾けなくても上下左右に移動できるところ。
(ARドローンは本体を傾けることで移動する)
この機体はそれぞれのノズルを傾けることで推進方向を変えるので、ちゃんとバランス制御してやれば機体が水平なまま移動可能。
こちらはKinectで操作できるようにした小型ドローン。
デモ動画では、ユーザーが手を挙げると機体が上昇していましたw
・・・このドローンと、クラタス作ってるとこの自動変形ロボットを見てると、いつの日か人型ロボがジャンプから自動変形してドローン型になり、そのまま空中浮遊するようなロボットも作れるんじゃなかろうかと夢想してしまいましたw
『ネタもの』
けっこう作るの大変そうなのに、果てしなく下らない愛すべき作品群w中でも群を抜いてアホっぽかったのが、こちらw
ガワはレゴで作ってあるという奇抜さもさることながら、トイレットペーパーを引く速度を計測できるという技術性に反して、その需要に???が付くという見事なオチっぷりw
しかも黄色のレバーは残量計で、紙の残量をレバーによって目視できるようになっていますが、
『そもそも、トイレットペーパーの残量って、トイレットペーパーを見れば一目瞭然だよねw』
と、自ら突っ込んでおられましたw
・・・ちなみに、後ろにあるやつ。
写真だと分かりにくいかもしれませんが、『自動でぷちぷちを潰していくマシーン』ですw
流れていくシート、延々とぷちぷちを潰していく動作が愛らしいw
後、こちらもちょっと写真が上手く取れませんでしたが、同じ所が作った『自動でばりばりする財布をばりばりするマシーン』w
デモでは、ばりばりし過ぎてスカスカになってましたw
この辺からもう少しまともな、
『画像認識でじゃんけん』できるマシーン。
認識精度に若干の難があるものの、楽しかったですw
DDRコントローラーを使って、足で操作できるリフト。
これは子供に大人気でしたw
懐かしのゲーム機器を使ったサウンド装置。
人気のあるジャンルなんでしょうか?
幾つかのブースで似たようなコンセプトの物を見ましたw
動く猫ロボット・・・
って、インパクトありすぎだろ!w
台の上を水平に保つ装置。
・・・これと同じ発想で、球形の中にお弁当を入れても寄らない箱みたいなのを別のイベントでも見ましたw
見た目にインパクトのでかかった、魚LED
なんで卵を光らせようと思ったんだろう?w
そして、これはネタものと言っていいのか・・・
多脚で移動可能な台?装置です。
足とかかなりしっかりした作りで、耐荷重が80kg!
人を載せて運ぶことも可能というかなり本格的な機械でした。
また、がしょんがしょん言いながら多脚がうねうね動いて歩く様が何とも言えずカッコイイんですよね~w
『光もの』
光を制御して~というコンセプトの装置も色々ありました。・・・写真はかなりがっかりな写りだったので、あまり絵での説得力はないんですが、個人的に好きな高速に移動した残像で絵柄を表示する装置が何パターンもあり、
特に、自転車の車輪に組み込んで、回転してる時だけ光の絵柄が見えるやつなんかはかなり欲しくなりましたw
・・・雨の日とかどうすんだって話なんですけどw
これも回転した筒のところで絵柄がでてるんですよ・・・;
この写真だと、ほとんど見えないですけど;
実際にMOSAIC.WAVのライブで使用されたというLEDで装飾されたキーボード。
光モノはこういうところで需要ありますよね。
光装飾したドレス。
これも、Arduinoとかで光り方をカスタマイズしていけば、特殊な需要に結びつくんじゃないでしょうか?w
特にLEDは光の種類も光のパターンも工夫の余地があって楽しそうです♪
これも工夫が光る作品。
ライト自体は上から照らしてるだけで、アクリルの箱のなかで白い粒子が舞っているのは、ファンによる制御です。
すごい見栄えが良かったですw
『3Dプリンター・Arduino』
今まで見てきた中で、Arduino基盤を使ったものが多くて驚きました!こういったものを自作する人達の間で流行ってるんでしょうか・・・
既に使ったことのある友人曰く、InputとOutputがユニット化されて組み合わせが試しやすく、どう処理するかをソフトウェア(PC上)で行えるので、汎用性が高いとのこと。
また、3Dプリンターは低価格が進み、個人用でも手が届くような価格になって来ました。
フィギュア職人以外で需要あるのかな?
と、個人的には思っていましたが、こういう自作をするような人もパーツを一から成形できるのって便利なのかも・・・と思ったり。
実際に、3Dプリンターでプリントアウトしてる様子w
(3Dプリンターの場合もプリントアウトって言うんだろうか・・・ もしかして、既にオリジナルの用語があったりして?w)
変な匂いもするし、けっこう時間がかかる印象ですが、なんとなく未来を感じますw
自分が見たタイプのお値段は20万。
しかも!
レンタルや、データを渡せば出力してくれるサービスをしてるところもあるそう。
まずはそこで試してみるのもいいかも。
・・・というわけで、とにかく玉石混交、雑多な印象もありましたが、色んな刺激に満ち満ちた、良い催しでしたw
こういうのを見てると、自分でも何か作りたくなりますねw
・・・まずは、Arduinoを使って久しぶりに電子工作してみようかなぁ・・・
突然のコメントご容赦下さい。
返信削除MaikerFaireTokyo2012にて使用されている
台の上を水平に保つ装置のメーカーを知りたいのですが
もし記憶にあれば教えてください。よろしくお願い致します。