2012年7月14日土曜日

シアトリズムファイナルファンタジー


発売当初から気になってたんですが・・・
ようやくプレイできたので、感想などw

ちなみに、こんな感じのゲームです。



歴代FFの曲を使った音ゲー!
・・・FFシリーズは、個人的にはちゃんとプレイしていたのがFFXIだけという、自分にはそれ程思い入れの強いタイトルではないわけなんですがw
(しかも唯一プレイしてるのがMMOっていうね;;)

しかし、ゲーム系のコンサートでは定番の楽曲も多く、また小中学校の頃から現在に至るまで、周囲の話題や友達の家でプレイを見せてもらうようなことも多々あるこの超人気シリーズ、ましてや音ゲー好きとしてはプレイしてみないわけにもいくまい!とw

実際、やってみると「あ、どこかで聞いた曲だな」と思うことも多く、ノスタルジックな気持ちに浸れるいいゲームでしたw

やっぱ音楽の力ってすごいわ~w

特に自分的に新発見だったのは、FFIVの曲に案外馴染みがあったことw
多分、小学生くらいの頃なのかな?
友達の家でひたすら見てたんでしょうねぇ・・・ ゴルベーザ? って単語と、兄弟が生贄になって隕石が落ちてくる? みたいな断片的なイメージが思い出されたんですけど、合ってるでしょうか・・・;
いろいろ記憶がごっちゃになってる可能性も高いですがw

さてさて、このゲーム!
基本はよくあるリズムゲームなんですが、まずゲームシステム自体が3種類に分かれてます!

BMS/FMS/EMSです!

それぞれが、元の世界観を上手く表現していて、やるな~と思ったゲームシステムです。
基本の、「バーに流れるポイントに合わせてタッチ・スライド・ホールドをしていく」という音ゲーのシステムは共通なのに、3つがそれぞれ『戦闘』『フィールド』『イベント』の特徴を現わしていて、同じシステムで何十曲やるよりもメリハリがあって飽きにくいと感じました。

それぞれの印象的な特徴を挙げていきます。

FMS
フィールド・ミュージック・システム。
主にフィールド曲が採用されています。
また、今作の音ゲーシステムの基本がまとまっているモードとも言えるんじゃないでしょうか?
テンポの遅い曲も多く、慣れてないうちはこのモードの曲を中心にプレイするといいんじゃないかと思います。

FFXIのフィールドステージ
よく見ると、この時のステージも原作に忠実なんですよねw
自分はFFXIしか分かりませんが、↑なんかはFFXIやったことある人ならニヤリとするんじゃないでしょうか?w
収録曲はもちろん、ロンフォール(Ronfaure)
バックの城壁はサンドリアのものでしょう。
先に進むとアウトポストなんかも出てきます。
他のステージもそれぞれ特徴的な建造物とか出てくるので、きっとシリーズをやってたら「おおっ」ってなるんだろうなーとか思いながら見てましたw


BMS
バトル・ミュージック・システム
これが一番、音ゲーとしては歯ごたえのある曲が多かったです。
戦闘曲からのチョイスなので、アップテンポのものが多いし、『4人パーティー』を演出する意図なのか、判定バーが4本にわかれていて、リズムを読み違えることもしばしば・・・
また、プレイヤーが4人いるので、アビリティの選択にも幅が出来て、音ゲーとしのて楽しみ以外にちょっとしたRPG要素を楽しむこともできます。

↑もFFXIステージ。
闇の王と戦った場所ですよね?w
敵もGiant~なのかな?w
それをプリッシュとかクラウドとかの混成チームで挑んでる感じがちょっとお祭り感があっていいですw
さて、この4連スコアのいやらしいところは、

O     O

↑のように1レーンに等間隔の連打なら、タイミングをとりやすいところを

O          O
   O           O
     O
        O

↑こういう風にばらけることで、タイミングを取り間違えてしまうことです;
これは慣れるのに苦労しました・・・
コツとしては、頭の中に4連を1レーンに合成するようなイメージを持つことです。
当然ながらスコアは4つにわかれていても、1人でプレイできるようにスコア設定されているので、重複は絶対にありません。
脳内で1レーンに合成しても大丈夫なわけですw
アビリティを試したり、召喚獣を喚んでみたり、自分的には一番気に入っているモードですw


EMS
イベント・ミュージック・システム。
イベントシーンを再現したモードです。
・・・正直、音ゲーとしては一番やりにくいモードでした・・・;
まず、一番きついのがスコアの移動速度がちょくちょく変わること。タイミングがすごく取りづらくて、気持よく打てません。
また、同じような感じでスコアのラインが縦・横・斜めに変化して、スライド方向を見失いがちです。
このガイドがわかりづらいのも音ゲーとしては厳しいです。

しかし、しかし!
このモードはその欠点を補ってなお余りある魅力がありますw
それはイベントシーンですw
FFI~FFXIIIまでの各イベントが否が応にも盛り上げてくれます!

懐かしい画面の数々w
・・・もちろん、自分はキャラとかシステムはわからないんですが、まずこのファミコン画質に懐かしさがw
そして、これが最新作になると、

こうなるわけですw
すごい進化だw
この、ファミコン→スーパーファミコン→PS→PS2→PS3の過程を見るのがまず楽しかったですw
そして、改めてこう13作品みると、やっぱFFってすごいんだなーとしみじみ・・・
イベントシーンはどれも秀逸な出来で、しかも盛り上がってるところを切り取ってるんでしょうけど、見てると本当にプレイしたくなりますw
・・・今からI~XIIIまでプレイするのは大変でしょうけど;

ちなみに、このモードはついついイベントに目がいってしまって、ミスを誘発しやすいという罠もありますw

FFVIIも懐かしい~w
やってなくても、魔晄炉・クラウドとかは自分でも知ってるくらい、当時のインパクトはすごかったですからねw




この3モード。
それぞれ特徴があって、どれも本当に楽しくプレイできました♪
また、FFらしさとしてプレイする際に使用キャラクターを選び、そのキャラクターにアイテムやアビリティを付けることで、プレイを有利にすすめることができます。

この辺は音ゲー好きだけでなく、FFファンのユーザーに対する配慮なのかなと思いますけど、音ゲーが苦手でもプレイを繰り返し、キャラクターの経験値を上げてアビリティなどを選択していくと、クリア自体は出来るようになっていくんじゃないかと。
(その試行錯誤の間に、ユーザー自身の習熟もあるでしょうし)

このRPG要素と音ゲーのバランスも絶妙で、自分としては大満足でしたねw
・・・とは言え、元々音ゲー好きとしての感覚なので、本当に音ゲー苦手の人から見た難易度はどうなのか自信ないですけど;

ただ、キャラクターにも思い入れがあったりするので、自分の好きなキャラクターで夢のチームを組んだり出来るのも楽しいですw
自分は

シャントット(FFXI)
オニオンナイト(FFIII)
クラウド(FFVII)
ライトニング(FFVIII)

↑4人がメインキャラクターでしたw
シャントット様は完全確定ですw


また、3DSならではの「すれ違い機能」

これもよく出来ていました。
簡単なプレイヤーのプレイ履歴を交換できるのも楽しいんですが、
「闇の楽譜」の交換が、交換すればするほどゲームを有利に進められるとあって、思わずすれ違いを求めて駅周辺を歩きたくなるくらいw

また、上級プレイヤーさんはこの辺を見越して、報酬の良い闇の楽譜をすれ違い用に出していてくれたり、コメント欄に「楽譜は経験値稼ぎ用です」と説明を入れてくれる人もいて、ちょっとした人の温かさにほっこりすることもw

この辺は、丁度タイミングよくヴァナフェスに行って、大量にすれ違えたこともプラスに働いたと思いますw

正直、闇の楽譜で揃えるクリスタルや、経験値稼ぎは100人位上の闇の楽譜にかなり救われましたw


それから、実績
実績システムがあると、全部解除したくなるのがゲーマーの性・・・
しかし、中々完全解除は難しいです。
全部で64種類ありますが、一般の音ゲーのように全曲オールSにしたら終わり!
ではなく、キャラクターのレベル上げや、クリスタルの収集、リスポというスコアの蓄積など、収集要素が結構多いんです。
もちろん、それらは大本である音ゲーが上手ければ上手いほど回収しやすくはなるんですが、それでも曲の選定やアビリティの選択など、いろいろ考えないと時間ばっかりがかかってしまいます。

とは言え、実績解除自体はコアゲーマー向けだと思っているので、そういう意味ではバランスの良い実績が多いかなぁとも感じています。
現時点でまだ、全解除できてないんですが、途中挫けたり飽きたりしなければ、このまま全解除目指そうかと考えてますw


そして、ダウンロードコンテンツ
ダウンロードコンテンツまでは・・・
と思ってたんですが、

<第六回配信>
FFXI:Battle Theme(視聴

とか、すごくやりたい・・・!
FFXIでもう何度聞いたかわからないこの曲を、BMSモードでできるのか・・・
こ、これは卑怯なり・・・

他にも、ちょろっと聞いてみると

FFIV:バトル2(視聴)<第七回配信>
FFVII:更に闘う者達視聴<第六回配信>
FFIV:最後の闘い視聴<第一回配信>

辺りもすごく気になるんですよねぇ・・・
BMSに偏ってますけどw
音ゲー好きとしては、こういういかにもアップテンポでスコアに歯ごたえがありそうなのに惹かれるわけです。
戦闘曲としてもかっこいいですよね。
FFIVの戦闘曲なんかは、友達の家でで何度か聞いたことあるのか(それとも、ゲーム系コンサートとかでも流れてるのか)聞き馴染みもあって、ちょっとやってみたくなったりw

ダウンロードコンテンツって、あんまり追加で買ってみようって気になることが多くなかったんですけど、これは上手いことやられそうな予感・・・w

正直、してやられたって感じですw


・・・と、言うわけで・・・w
プレイする前に考えていたより、はるかにずっぽりとはまってしまいましたw
正直、音ゲーとしてすごく完成度が高いと思います。
FFの世界観や素材の使い方も上手いし、音ゲーとしてのやり込みのモチベーションを維持してくれる仕組みが満載です。
また、やっぱり歴代のFFはどの曲も、曲自体、良い曲が多い!!w

キャラのデフォルメも最初はわかりにくいな・・・と感じていたんですが、振り返ってみるとファミコンのドット絵キャラから超ハイポリのキャラまで混在するこのゲームで、絵柄の統一感を出すには結果的に最適な手法だったのかな・・・とも思います。

絵柄に慣れてくると、デフォルメでも闇王やセフィロスはわかりますしねw

十二分に楽しめた「シアトリズムファイナルファンタジー」、お勧めです!w

・・・今度はぜひ、「シアトリズムドラゴンクエスト」制作希望!w

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