初日舞台挨拶のライブビューイングで観てきました!
・・・そう、えらい雪の日でしたが、既にチケットは取ってるし、9時20分開始だったけど、6時30分から起きて準備して行きましたよ!
・・・思えば前回の映画を観てから、もうずいぶん経ってるんですよね・・・
(→前回の日記)
前回は、声優さんの歌とかも聴けたし、新しいNEXTの戦闘シーンとかも結構好きだったんだけど、TV版からそれ程間が開いてないのに、TV版シーンも多いプラスアルファな映画だったので、ちょっと不完全燃焼気味でしたが・・・
今回は、完全新作。
そして、もう結果から言っちゃいますが、100点満点以上の出来でした!
少なくとも、自分がタイバニに求めていたものは全て入った盛りだくさんの上で、ストーリー的にも綺麗にまとまってるし、映像のクオリティは完璧。
タイバニ好きの期待に十分沿うものになったんじゃないでしょうか。
前回ので少し不安に思ってた自分ですが、ここまで気持ちよく裏切られるとは・・・もう、さすがって感じです。
入場時にカードもらいました♪
自分はブルーロース。
・・・これ、各キャラあるんだろうなぁ・・・
折紙とか牛角(失礼、今はロックバイソン;)さんとか欲しかったけど・・・
まあ、こればかりは仕方ないです。
劇場では、缶バッジがもらえるオリジナルフードも売ってました。
この缶バッジ、舞台挨拶で各キャストさんが各々自分のバッジをつけてて、自分もちょっと欲しくなりましたw
それと、この手のイベントではお馴染み!
3DSのすれ違いでは・・・
自分と同じく、セリフをRising仕様にしてくれてる人達もいれば・・・
もう、キャラ作ってる人達もw
結構特長出てるw
犬好きなスカイ・ハイさんが犬耳付けてのご登場w
初日舞台挨拶のライブビューイングということで、タイバニ好きが集まってるって印象ですね~w
嬉しい事です。
・・・そして、やっぱり女の人多いですね・・・
自分の中では、タイバニはライダーや戦隊と同じく、ヒーロー括りで男の子、もしくは大きい男の子向けってイメージなんですが、市場は既にお姉さん向けのようで・・・
舞台挨拶で虎徹役の平田広明さんが、「おっさんにももっと観て欲しい」と嬉しいコメントを出してくれましたが、ほんと、おっさんが観ても熱いヒーロー像が描かれてるので、特撮やMarvel系好きな人にもお勧めしたいなぁとは思ってますw
→舞台挨拶のコメントはこちら(若干、ストーリーに踏み込んだコメントもあるので、ネタバレが気になる方は、映画を見てから開くことをお勧めします)
今回は、いつものヒーロー達全員に見せ場があり、ルナティックも出てくるし、ベンさん・ロイズさん・斉藤さんも良い味出してるし、新ヒーローのゴールデンライアンもきちっと活躍してくるし、アニエスさんも良いところでヒーローを支えてくれるし、新登場の敵役には小山力也さんもいるしw(これは自分が好きな声優さんってだけだけどw)
いや、本当に良かったです。
ストーリーも、いつもの各々が抱えるヒーロー像との葛藤をちょっと見せつつ、NEXTとそれを利用する人、思わず涙する感動の場面から、タイガーとバーナビーのコンビ愛、各ヒーローのNEXT能力をフル活用した戦闘シーンのアクション!
どれも劇場版として一級の出来だったと思います。
ありがとう、そして、ありがとう!!
ってことで、以下内容に踏み込んだ感想も書いておきたいので、ここまで読んで映画気になった方は、下記を観る前に映画を観ることをお勧めします(ネタバレ含みます!)
まず、今回影の主人公はファイアーエンブレムだったんじゃないかってくらい、中盤のキーマンになりましたねぇ・・・
女の子同士(?)として、仲の良いドラゴンキッドの呼びかけに自分を取り戻すシーン、
「男は度胸、女は愛嬌、オカマは最強!!」
にしびれましたw
っと、考えてみるとTV版からずっと、タイバニでは各キャラの何かしらの葛藤がちょくちょくテーマになっていました。
言わずもがな、バーナビーは両親への復讐心に囚われていましたし・・・
虎徹は娘のこと、妻のこと、自分の目指すヒーロー像、能力減退もあっていつまでヒーローやれるのか?って悩むところはTV版のラストのテーマでした。
ブルーローズは歌手の夢があり、ヒーローの活動で自分の夢に近づけているのか疑問を感じ、
ドラゴンキッドは両親へのプレッシャーと、女の子らしくない自分にコンプレックスを持っています。
折紙はヒーローに憧れながら、奇襲くらいしかできない自分を恥じているし、ロックバイソンはヒーローランク低迷と影の薄さに悩んでいたり・・・
そして、メンバーの中では一番どうでもいい感じだけど、スカイハイも自身の天然を悩む描写があったりしますw
ある種、今まで最も自身の葛藤の描写がない、いつも自分に自信を持ち、誰からも頼られていたファイアーエンブレムが、自分の中に封印してきた過去のトラウマを敵の能力によって見せつけられる・・・
そういや、普通に強気なオカマキャラとして存在してたけど、こういう修羅場を経て、今の立ち位置だったりするんだよなぁ・・・とか考えちゃったりして。
仲間の呼びかけが、そんなファイアーエンブレムの悪夢を払ってくれる・・・この辺りは予想通りの展開でした。
個人的には、タイガーが消火器を持って駆けつけたあたりでその役目はタイガーがやるのかなぁと思ってたんですが・・・
ホァンの呼びかけのシーンを見るに、ここはホァンが最適ですねぇ・・・
ほんと、良いシーンでした。
今回、こういうキャラの見せ場は本当に多くて良かったです。
ホァン、ネイサンのこのシーンはもう一押しとして、折紙が今回序盤からけっこうちゃんと戦闘でも活躍してたり、音波攻撃のNEXTを変身で切り抜ける辺りはカッコ良かったですし、ロックバイソンとスカイハイの合体技も良かったです。
・・・と、折紙が戦闘途中に一度離脱し、音波を反射させる何かに変身したところは、もう少し説明が欲しいなぁ・・・とも思いました。
舞台挨拶で監督さんが、「コンテ段階で2時間を越えてしまい、色々編集しました」と言ってたんですが、ここも削られたところじゃないかなぁ・・・とか思っちゃいます。
音波を跳ね返す、人だったのか器具だったのか、どこに取りに行ったのか・・・何かしらカットされたエピソードがあったんじゃないかと・・・
っと、カットされたエピソードと言えば、最初の二部リーグでタイガーがひったくり犯を追ってる際に屋根から落ちたシーン。
いつもの落っこちるエピソードなんで、当然下にバーナビーがいてお姫様抱っこかなぁ・・・と思いきや、肩透かしの上後からやってきたバーナビーが「僕も用事があるんです」とか言ってくる。
・・・が、その後特にその用事とかに触れてるシーンはなし・・・
?とした違和感があったんですが、これ、カットされたシーンにバーナビーが孤児院を訪れ、そのせいで現場に到着するのが遅くなるといったシーンがあったそうです。
このエピソードを聞けただけで、ライブビューイングで観て良かったなぁと思いましたw
他にも、?と思ったやや唐突なシーンには、カットされた「理由」が隠されてるかも・・・
そして、ヒーロー側の新キャラ、ゴールデンライアン。
映画の前情報の一枚絵で、バーナビーの隣に並ぶゴールデンライアンの絵を見て、
「え!? まさか、本当に2部に落ちた虎徹は脇役扱いに!?」
とか心配してましたが、そこは杞憂でしたねw
ある意味、あの一枚絵は世界観を説明したようなもので、確かに今回の映画の流れとしては、バーナビーの新パートナーとしてゴールデンライアンが!って流れだったんですが、結局最後には「やっぱり、この二人が一番だよね」みたいなオチになっていて安心しましたw
このゴールデンライアン、マイペースで目立ちたがり、ビジネスライクな印象のキャラでしたが、それでいて能力は強く、結果はきちっと出す。
こいつはこいつで掘り下げれば、ヒーローチームとどう馴染んでいくかとか、いろいろストーリー的に面白いことになりそうでしたが・・・
立ち位置的にはあくまで、バーナビーと虎徹の引き立て役というか、やっぱりお前ら二人の方がいいだろって言ったまま、他の街へ行ってしまうみたいだし・・・
ちょっと残念です。
そして、敵キャラ。
タイバニは毎回敵が強力なNEXT能力を有し、アクションパートを盛り上げてくれるんですが、眠らせる・音波攻撃・分身、の各3人も強かったし、(眠らせる能力の爺さんとか、眠らせる能力とは全く別口で体術がすごく強いとかちょっと反則な気もしたけどw)
ラストの、おそらく金属を操れる能力・・・
からの巨大ボス戦!!
やっぱ巨大ボスはいいよw かっこいいよw
しかも、最後はヒーロー全員揃ってこの巨大ボスに立ち向かう!
本当に圧巻のシーンでしたw
もうこの辺で本当に満足なんですが、小ネタでもちょくちょく笑わせてもらったのは、
・ロックバイソンがスカイハイのポーズをぱくるシーンw
・斉藤さんとゴールデンライアンの掛け合い
・ベンさんからタクシーの職を紹介してもらう虎徹
この辺も良かったですね~w
後、少しほっこりしたのは、いつも厳しい上司として描かれていたロイズさんの父親としての一シーン
自分の価値観は曲げず、しかし立ちふさがりながらも若干虎徹を誘導するルナティック等々、本当に各キャラが色々入り乱れて、でもちゃんと一本筋の通ったストーリーに仕上がってるなぁと感心します。
楓の、虎徹との親子の会話も良かったですし
(能力発動のネタはもう少しあっても良かったけど・・・今回、2部の能力だけだったし)
最後のエンディングに感動し、主題歌の『Harmonized Finale』もポチってしまいましたw
タイバニ、次の展開もあったらいいなぁと思わずにはいられない、そんな映画でしたw
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