2017年11月8日水曜日

Cuphead

Cupehead!
ついに、ラスボスを撃破!
久しぶりに全クリしたゲームになりました~!

その難易度の高さでも有名なゲームですが、逆にゲーマー魂に火が付き、しかもまったく飽きない・折れないゲームデザインのおかげか、最後まであっという間にプレイしてしまいました。
・・・まあ、これからランクSを目指すかどうかもありますが・・・

ひとまず、エンディングを迎えるまでの感想を書いていこうと思います。


紹介動画。
ここで使われてる音楽を聴いても十分伝わると思うんですが、まず曲がいいんですよね!w
ジャズ? ビッグバンド?って言うんですかね・・・
あんまり音楽の詳しいことは分からないんですが、古めかしいアニメテイストの世界観にぴったり、かつハイテンションな楽曲の数々・・・

基本、一筋縄ではいかないステージが多いので延々聞くことになるんですが、どんだけ繰り返して聞いても飽きない、むしろゲームやってない時にも聞きたくてMP3を買ってしまうくらいはまりましたw

ちなみに、Steamの場合、DLCとしてMP3パックが買えたのでそちらを購入。
OPからラスボス曲まで、何度も聞いてます。


収録風景。

ゲーム内容としてはシンプルな2D横スクロールアクション。
ジャンプ・ショットの動作としては、ロックマンやメタルスラッグにも似ています。
この辺のアクションゲーム好きなら、操作に戸惑うことはないかな、と。
ダッシュとショット切り替え、「ピンク色の弾にだけ行える特殊動作」というものがあって、それがまたこのゲームの特色にはなっていますが、これも最初のうちは無理してやる必要はありません。
・・・おいおい、覚えておかないとクリアできなくはなってきますが・・・

とにかく、難易度は高め。
最近のアクションゲームのように数回リトライすれば大抵はクリアできるでしょ、みたいな生半可なゲームではないですw
1ステージにつき、平均20~30分は試行錯誤を繰り返し、ベストな操作が行えて初めてクリアできる、って感じです。

それでも、折れないでいられるのはまずこれは絶対どうしようもないだろ、という理不尽な仕掛けがないところ。
初見で絶望しても、予備動作等で見抜けるものや、アクションの組み合わせに気づけばすんなり抜けられる仕組みが多いです。
この辺、仕掛けに気づいた時の喜びと、気づいた仕組み通りに操作がはまった時の爽快感がすごいですw

また、1ステージあたり3分程度と基本短い(ラスボスとその一つ前は例外)のでリトライがしやすく、ゲームオーバー時にその進捗度を表示してくれるのが親切でした。


こんな感じで、ゴールまでの残り具合が分かります。
もう、3分の2までは超えてるんだ・・・!
っていうのがまた励みになりますw
短いステージを繰り返して精度を上げていく・・・音ゲー的楽しみ方でもありますねw
そういう意味では、アクション・音ゲー好きな自分とは相性が良かったのかもw

そして、圧巻はそのアニメーション量。
このゲームは背景・キャラが全て手書きのイラストからおこされてます。
アニメーションも、いわゆるモデリング+モーションではなく、2Dアニメーションなんですね。
その味わい深さもさることながら、このアニメーションがよくできてる!
3Dモデルだとどうしてもデータの正確さがネックになって逆に難しくなる、部分的にパースを強める演出だとか、これどう考えても無理があるよなっていう変形パターンとかも力業で魅せてきますw

ファンシーな世界観、よく動くディズニー的なアニメーション、同じくレトロな曲調なジャズサウンド、そしてそんな幻想的な世界観が皮肉か!?とも思えるような難易度w

これが絶妙なバランスで組み上げられて、この完成度なんだな・・・と。

そう言えば、トレジャーの「レイディアントシルバーガン」「シルエットミラージュ」なんかもファンシーな絵柄とは真逆な難易度だったけど・・・その辺も影響受けてたりするのかなぁ・・・
特にシルエットミラージュの方は2Dアクションのテイストしても近しいような・・・
久々にプレイしたくなりますねw

・・・と言うわけで、あまりに気に入ってしまったため、英語は分からずともプレイはできる・・・できるが・・・少しでも、世界観を知ろうとけっこう頑張って翻訳してみました!!w

・・・こんだけちゃんとセリフ回しとかも含めて訳を考えるの、ドリッピー以来かもしれん・・・;

元来、英語が苦手な方なんでツッコミどころは歓迎ですw
むしろ、間違ってるところとかは指摘してもらいながらちゃんと完成させられたら・・・と思ってますw

ってことで、オープニングから~
『カップヘッドの大冒険~悪魔の誘いにご注意を!』


昔々、インク島と呼ばれる魔法の島に、カップヘッドとマグマンという2人の兄弟が住んでいました。
彼らは偉大な老師・ケトルの庇護の下、平和に暮らしていました。


ある日、2人の兄弟は家から離れて遠くまで探検し(ケトル老師から散々忠告されていたにも関わらず)辺鄙な道にたどり着き、悪魔のカジノに入ってしまったのです。


カジノに入ると、カップヘッドとマグマンはサイコロ博打のテーブルで勝ちまくりました。
「こりゃすごい!」
カジノの胡散臭い支配人、キング・ダイスが叫びました。
「向かうところ、敵なしじゃないか!」


「調子良いみたいだね、坊や達」笑いながら知らない人が声をかけてきました。
兄弟たちは息を呑みました。
それはこのカジノのオーナー、悪魔その人だったからです!
「それじゃあ、賭けのレートを上げてみないかい?」彼はにやりと笑ってそう言いました。


「次のダイスで勝ったら、カジノの売り上げは全て君らのものだ!」
悪魔は囁きました。
「けれど、もし負けたら・・・君らの魂を頂くよ。どうだ、賭けるかい?」


大金に目がくらんだカップヘッドは、二つ返事でうなずくとダイスに手をかけました。
「ちょっとまずいって! よすんだ、カップヘッド!」
嫌な予感がしたマグマンが叫びます。しかし、時すでに遅し・・・


「1のぞろ目だ!」
床を叩いて笑い転げながら、悪魔は言いました。
「お前の負けだ!」
とたんに悪魔は本性を現し、兄弟たちは震えあがってしまいました。
「さあ、その魂を・・・」


兄弟は必死で頼みました。
「な、何か他の方法で返済することはできませんか?」
マグマンがどもりながら言うと、
「そ、そうです。お願いします!」
カップヘッドも続けます。


「うーん・・・そういえばあれがあったかな・・・」
悪魔はほくそ笑みながら、とある証書を引っ張り出してきました。
「こいつはとんずらした債務者のリストだ。俺に代わってこいつらの魂を集めれば、カップの2つくらいは見逃してやってもいいぞ」


「さあ、行け!」
悪魔は2人を怒鳴りつけ、外へ思いっきり蹴り出しました。
「明日の真夜中までにこいつら全員の魂を集めてくるんだ! さもなければ、俺がお前の魂を狩りに行くぞ!」


カップヘッドとマグマンは恐怖に震えながら一目散に駆け出しました。
「こっちだマグ!」
カップヘッドは息切れしながら言いました。
「ケトル老師を探すんだ、老師なら何とかする方法を知ってるかもしれない」

ここまでが、イベントシーン。
絵本のような感じ。
そして、ゲーム内イベントに続きます。


「どんな厄介ごとが起きたんじゃ、お前たちが自分からここに来るなんて」
「わかっておるぞ。悪魔の言いなりになりたくないんじゃな」
「だが断れば・・・どんな目にあわされるか想像もつかん・・・」
「今はやつの言う通り、魂を集めるしかないのう・・・」
「ふむ。この厄介な仕事を片付けるには準備がいるな」
「お前たちがこれから相手にする債務者達は・・・あまり友好的な手合いじゃない」
「実際、やつらは恐ろしいモンスターに変身することもあるじゃろう」
(ポーションを取り出す)
「この薬を使えば、やつらとも渡り合えるじゃろう」
「この薬はお前たちに偉大な魔法の力を授けてくれるんじゃ!」
「さあ、私の机にある魔法のインクツボを使うのじゃ」
「お前たちはこのバトルのために準備する必要がある」

~机をクリックすると、チュートリアル開始。チュートリアル後、

「よし、あちこちにいる債務者全員を打ちのめしてこい!」
「さあ、急ぐんじゃ!」

・・・と、こんな感じでケトル爺さんから魔法の力をもらったカップヘッドは、悪魔も手を焼く凶悪な債務者から魂を回収するミッションに挑むのでした・・・

日本語版が出るまでは、ちびちび翻訳もしてこうと思いますw

そして、各ステージもランクを上げていけるか・・・

とにかくプレイしていて楽しいので、攻略が楽しめてるうちは続けそうですw

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